モヤモヤ病は、脳血管撮影を行った際に太い動脈が写らず、細い異常な血管がたくさん写り、もやもやした状態であることからついた名前で、ウィリス動脈輪閉塞症という脳の血管障害が原因の特定疾患です。
正常な人の場合、脳を撮影すると太い動脈がつながって輪状になりますが、何らかの原因でウイリス動脈輪がふさがると、血流が滞ってしまう為、細い動脈が異常に発達して血流を保とうとし、細い動脈がもやもやした煙のように撮影されます。
モヤモヤ病は、日本をはじめ東アジアに多くみられる症状で、日本でも5000人 以上の患者がいるとされています。モヤモヤ病の原因である、脳の動脈がなぜふさがってしまうかはわかっておらず、一過性の脱力発作や感覚障害、また意識障害といった症状が現れます。
30~40代でモヤモヤ病を発症すると、脳実質内出血やくも膜下出血といった頭蓋内出血や、脳梗塞などの症状を起こしやすくなる事がわかっています。また、小児に発症する事もあり、知能障害を起こす事もあります。モヤモヤ病には遺伝性がある可能性が高く、親や兄弟に発症者がいると、発症する確率があがるとされています。
モヤモヤ病は男性よりもと女性が発症しやすく、5歳前後の小児型と30~40代に発症しやすい事がわかっています。成人の場合、モヤモヤ病の自体で死亡する可能性はあまりないとされていますが、モヤモヤ病は脳卒中引き起こしやすくなるので、脳卒中による死亡率が高いとされています。
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