腎疾患で多いのが急性腎不全で、腎機能が何らかの原因で急激に低下し、体内環境の維持ができなくなるといった症状が見られます。急性腎不全んは、尿量が減少する乏尿性急性腎不全と、尿量には特に変化のない非乏尿性急性腎不全があります。
急性腎不全の原因は、腎臓自体には特に障害はなく、循環血流量が低下することで、尿をつくる材料が腎臓に不足することで腎不全になるとされています。この場合、腎臓以外の臓器に何らかの障害が起こっていると考えられます。
また、腎臓自体に病気、薬物などで障害が起こり、急性腎不全を引き起こしている場合もあります。このように、尿をつくる腎臓やその前の臓器の障害が原因で腎不全を起こしている場合と、腎臓で尿が作られた後に、尿管などが閉塞して発症している急性腎不全があります。
腎不全の治療は、腎機能が回復するように薬物治療を中心に行われますが、腎機能が回復しなった場合、尿をつくって老廃物や毒素を排出する機能が失われてしまうので、人工透析が必要になる場合もあります。
腎機能が低下すると尿毒症状が現れはじめ、食欲不振や吐き気などが起こり、さらに進行すると全身の痙攣や意識障害などが起こる場合もあります。また、尿が作られないので、水分を排泄する機能が落ちて、むくみやすくなったり、血圧の上昇が見られます。慢性腎不全の場合、糖尿病を併発している事が多く、呼吸困難や心不全といった危険な症状も見られます。
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