甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモンの減少が原因で生じる病気で、橋本病と言われる事もあります。甲状腺機能低下症は、ほとんどの場合は全体的に甲状腺が腫れているだけで、かすれ声や全身のだるさといった症状が見られます。
まれに、自己免疫疾患になってしまい、自分で自分に身体を攻撃してしまう重症な症状の人がいます。このようなごく一部の重症の人は、適切な治療を行う必要があり、現在は目立った症状が見られなくても、将来的に自己免疫疾患を引き起こす可能性はあります。
甲状腺機能低下症は、原因がよくわかっていませんが、40~50代の女性に多く見られるとされています。女性に多く見られる疾患ですが男性や幼児も、甲状腺機能低下症になる場合もあります。甲状腺機能低下症の症状は、甲状腺が腫れるなどバセドウ病にて似ている疾患ですが、はれた甲状腺腫がかたくてゴツゴツしているという特徴が見られます。
また、甲状腺機能低下症の場合、外見の変化が少なく、自覚症状のないまま過ごしていることも少なくありません。ただ、物忘れや無気力、居眠りといった症状がみられ、更年期障害に似ていることから、更年期障害やうつ病と間違えられることが少なくありません。
甲状腺機能低下症は、身体の熱をつくる機能が低下するので、冷え性になりやすく、夏でもあまり暑さを感じなくなるとされています。症状が進行すると、心臓にも影響を与えるようになり、脈が少なくなったり、心膜の中に水がたまってしまいます。甲状腺機能低下症は、甲状腺ホルモン薬で治療することができます。
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