網膜剥離は、目の像を結ぶスクリーンの役割のある網膜が剥がれてしまう目の疾患です。網膜が剥離してしまうと、剥離した部分の視細胞に栄養が届かなくなり、視力が低下してしまいます。
視細胞は基本的に再生力があるので、剥離した網膜が再生されれば、機能も元に戻るとされています。しかし、網膜剥離の発生から時間がたってしまうと、治りにくくなってしまい、黄斑部という網膜の中心にあり像を結ぶ中心部が剥離してしまうと、視力が回復は難しいとされています。
ただ、網膜は一度切除したら再生することはなく、水晶体や角膜のように移植することもできません。一度網膜剥離が起きてしまうと、時間とともに剥離の範囲は広がっていきます。近年は失明の確率が減っていますが、完全に網膜機能が失われてしまうと、治療しても視力や視野はほとんど回復しないので、早期治療を行う事が重要になります。
網膜剥離がおきている場合は、剥がれた網膜を元の位置に戻してレーザーなどで固定する方法があります。 もしも、網膜剥離を起こしていると言われた場合、網膜は目を動かすと裂けやすく、症状が悪化する可能性があるので手術まで安静にするようにしましょう。
網膜剥離を起こす原因は、老化によって網膜がもろくなっている事や、硝子体がゼリー状から液状になる事で、網膜に負担をかける加齢が原因の場合と、テニスボールがあたったり、ボクシングで強く殴られるなどスポーツなどで目を強打すしても網膜剥離を起こす事があります。
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